今日は最近読んだお勧めの方の本の事について。
最近良く見かける1on1ミーティングにもある種通じる部分だと思います。
マネージャー層も必読だし、一人でも部下とか後輩を見る立場の人なら目を通しておいて損はないと思います。
マネジメントって部分だけではなく、社員一人ひとりのやる気だったり生産性だったりを上げるためって意味も含めると、時間があれば経営層も読んでみても良いかもしれません。
問題はちょっと冗長すぎて読み終えるのがやや大変かもしれない部分ですかね…
・マネージャーになったばかりでマネジメントを学びたい
・チームが停滞しているのでテコ入れしたい
・部下を思うように育成できていない
・チームの一体感が弱い
・なんか部署のモチベーションが低い
・目標達成とかがあまりできない
とかそこら辺の問題はこの手法とかで結構改善できると思います。
例えばですが、自分が前いた会社ではPC上で入力する日報なるものがありました。
要はその日にあった事を入力するんですが、大抵の場合は返事がない。
返答して欲しいような内容入れた時にも返事がない。
日報には入力していない他から聞きつけた話で「これはどういう事?」みたいな?
もう”ウザい”って感想しかありませんでしたよね。
こういった日々の積み重ねで、日報なんざクソの役にも立たないし、上司への信頼とかは皆無になるし、会社へのエンゲージメントなんかクソ以下になりますよ。
逆に仕事上もだし、こういった日々の小さな事でもその人の仕事の進捗だったり成果物を見て、それをちゃんと理解し動いてくれるだけで、人は絶大なる信頼をその人に感じ、共に動く際のパフォーマンスが跳ね上がると自分は信じています。
以前会った社長さんは、「上司の一番大切な仕事は部下が働きやすくする事だ。」とおっしゃっていました。
すげ~良い上司だったろうな…と思って話を聞いていたら、独立して早々に前の会社の部下とかが誘ってもいないのにかなりついてきちゃったそうです。
マネージャーはもちろん、数字を持たされてしまっているプレイングマネージャーだって、部下やチームとして人を任されている以上、管理をするんじゃなくて最高のパフォーマンスを上げさせるように努めるのが最低限その立ち位置にいる人の使命だと思います。
ちゃんとした部下育成できていないようならマネジメント層から落としちまえよ!と。
この本もですし、1on1もですが結局大事なのは日々の”ちゃんとした”良いコミュニケーションで関係性を築く事ですよね。
日報のような制度をやっている会社なら、ちゃんとそれを確認している人達が日々返事をちゃんとするように。
できないようなら辞めてしまった方が業務効率化も図れるし、社員のエンゲージメント下がらないので良いと思います。
何事も日々の積み重ねが大事とは言いますが、逆を言うと日々の積み重ねでモチベーションやパフォーマンスも落ちるんだという事を、人の上に立つマネジメント層は忘れないで欲しいと思いました。
そして絶対に忘れてはいけないのが、こういう新しい事をもし会社でやるとなった際には”まず上の人達がちゃんとやれ”っていう部分ですよね。
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